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FFポータルアプリ PICK UP 第2弾
ファイナルファンタジー零式HD
開発秘話 Part1

来週3/19に発売日が迫っている『FF零式HD』。
ディレクターの田畑端氏によるインタビューを3/12(木)、3/19(木)、3/26(木)の全3回に渡りお送りします。
ここでしか聞けない開発秘話をご紹介します!

田畑端
『FF零式HD』のディレクター・プロデューサー。

2004年にスクウェア・エニックス入社以来、携帯電話・携帯端末向けのタイトルを数多く開発。
現在はFFシリーズ最新作、『ファイナルファンタジーXV』のディレクターを務めている。

●主な開発タイトル
BEFORE CRISIS -FINAL FANTASY VII- (携帯電話)
CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- (PSP®)
THE 3rd BIRTHDAY (PSP®)
FINAL FANTASY 零式 (PSP®)

FF零式HD 開発秘話 Part1

3月19日に発売となる『ファイナルファンタジー零式HD』ですが、HD化のきっかけは?
  • 田畑端
2014年にスクウェア・エニックスに期待するタイトルは何か?という質問をSEE(スクウェア・エニックスヨーロッパ)のスタッフがブログでユーザーさんに投げかけたところ『Type0』(零式)の海外版という声が一番大きかったんです。そんなにニーズがあるというのを知らなかったのですが、海外では『Type0』を出して欲しいという声が結構あるみたいだぞと。それを受けて海外版の作成をスタートする形になりました。
日本でのPSP®版『ファイナルファンタジー零式』の開発を終えた後、『ファイナルファンタジーXV』の開発に携わっていたこともあり、せっかくだからその世代のハードで作ってみたいと思ってPS4™、XboxOneで作ることにしました。
ただ、2014年に期待するタイトルということで、その声にこたえようと思って開発を始めたのですが、2014年内に間に合わなかったことが申し訳ないです。
2014年内に間に合わなかったとはいえ、早いペースの開発だったと思いますが…。
  • 田畑端
2014年のE3の時には動いてはいましたが、絵は出来上がっていませんでした。その時に出したスクリーンショットは実は『ファイナルファンタジーXV』の制作環境上で『零式』のキャラクターを動かしたものだったんですよね。絵作りの詰めを『ファイナルファンタジーXV』の環境上で先にある程度やってしまって、完成形を見据えたうえで開発を進められたのでトライ&エラーの部分が減らせたという所はあると思います。
『零式HD』の見どころは?
  • 田畑端
HD化しているのでもちろんグラフィックは大きく強化されていますし、それによって『零式』が持っていた魅力がより増しています。ずっと見ているキャラクターがきれいになっているということは、キャラクターとともに過ごす時間の喜びは増しているんじゃないかと思っています。
また、光と影の表現がPSP®の時とは段違いになっているので、よりリアルな環境、世界になっているところはあります。実在感がすごく出せる、その物がその空間に実際にあるという感覚が出せるようになったと思います。
『零式HD』では難易度が選べるようになりましたが、それはなぜですか?
  • 田畑端
日本でPSP®版を発売した時のユーザーの反応で、「アクションが難しい」というものがそこそこありました。世界観やストーリー、キャラクターたちの魅力が売りであるゲームなのに、もう一つの特徴であるアクションの部分がエンディングまで到達するためのハードルのようになってしまっていた部分があった。アクションが苦手な方には、どうしても倒せない、勝てない敵が出てきてしまったんです。それで今回はイージーモードをいれたいと考えました。キャラクターやストーリー派の人たちも、その流れを途切れさせないで、最後まで楽しんでもらいたいと考えて選択肢の一つとして入れました。
HD化で新しくなった0組メンバー達の印象はいかがですか?
  • 田畑端
キャラクターたちの印象は、最終的にはなるべくPSP®の時の印象に近くなるように調整したつもりです。PSP®の時のムービーのモデルをベースに今回のキャラクターモデルを作ったのですが、ムービーのモデルはリアルタイム用のモデルよりも大人っぽかったんです。そのまま持ってきたときに、年齢が上がったような感じになってしまったので、表情などで以前の雰囲気に近くなるように調整してもらいました。ムービーの方が大人なんだ、結構違うんだなとびっくりしました。
それから、より女子キャラはかわいくなるように、男子キャラはよりかっこよくなるように、というのを目指して調整しました。キャラクターのモーションも細かく見えるようになったので、キャラクターごとの魅力も増したんじゃないかと思っています。
ただキャラクターによっては、そのあたりの調整が難しかった子もいましたね。
『零式HD』シークレットムービーについてお聞かせください。
  • 田畑端
FF25周年のイベントの際に、会場に来られた方にだけ少しお見せした、和風のファイナルファンタジーのイメージがありました。『零式』に続くシリーズとして「Typeシリーズ」と呼んでいるんですが、ムービーに登場する鎧武者のいでたちは、当初考えていたシリーズ展開に向けた第一歩として、幻の『Type-1』のイメージになっています。
チームが『ファイナルファンタジーXV』の開発にシフトすることになったのでいったんストップしましたが、もしシリーズを続けるなら、この方向で作れたらなと考えています。そのため今回、VW生守にディレクターを頼んで、イメージの映像化をしてもらったのが、あのシークレットムービーです。すべてが「次のTypeシリーズ」というわけではないですが、方向性のヒントとして、ぜひ見ていただきたいムービーです。
なるほど、ありがとうございました!

次回Part2は今お話にも上がりました『ファイナルファンタジーXV』の体験版についてお伺いいたします!
※Part2は3/19(木)更新予定です。

FF零式HD プレゼント応募

3月のプレゼント応募に「PlayStation®4 ファイナルファンタジー零式HD 朱雀エディション」が登場!
特別なデザインを施した数量限定商品!
本製品に同梱されるPS4™は『ファイナルファンタジー零式HD』のアートディレクター直良有祐氏によるデザインで、主人公たちが身にまとうマントや属する国家「朱雀」のテーマカラーをモチーフにした、落ち着いた“赤”を本体色に、HDDベイカバー部分には金色に輝く天野喜孝氏のイラストと「零式」の文字がレイアウトされています。ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK®)も、本体色に合わせた赤と黒のツートンカラーの特別なデザインが施されています。
また、本製品にはPS4™専用オリジナルテーマをダウンロードできるプロダクトコードが同梱されています。
※スタンドは付属しません。
※3月のアイテム交換の締め切りは3月31日(火)23:59までとなります。この機会にどしどしご応募ください! アイテム交換はこちら
『ファイナルファンタジー零式HD』3月19日発売!
『ファイナルファンタジー零式HD』は、2011年に国内で発売し、お客様から高い評価を受けたオリジナル版(PlayStation®Portable向け)を次世代機グラフィック仕様にした作品です。PlayStation®4、Xbox Oneの持つグラフィック性能に合わせ、フルHD解像度で『ファイナルファンタジー零式』が劇的に美しく生まれ変わります。 公式サイトはこちら
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