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『FFTCG』
Opus XIV ~クリスタルの深淵~
プレビュー!

世界中で遊ばれている『ファイナルファンタジートレーディングカードゲーム』、略して『FFTCG』。
8月6日(金)に発売される最新弾「Opus XIV ~クリスタルの深淵(Crystal Abyss)~」のカード4枚を、FFポータルで先行公開いたします!

今回も『FFTCG』のプロデューサーの景山さんよりご紹介いただきつつ、各イラスト担当からもコメントをいただきましたので合わせてご紹介いたします!

「Opus XIV ~クリスタルの深淵~」カードプレビュー!

みなさんこんにちは。『FFTCG』のプロデューサーをしている景山太郎です。今までもポータルサイトで発売前のカードを紹介してきました。今回は8月6日に発売される最新弾『Opus XIV ~クリスタルの深淵~』からこのゲーム専用に描き下ろされたカードを4枚紹介したいと思います。伊藤龍馬さん、泉沢康久さんが描かれたカードをそれぞれ2枚ずつ紹介していきますのでぜひ最後までお付き合いください。

【14-053R】ミュリン/【14-054R】ヨーテ

まずは伊藤龍馬さんに描き下ろしをお願いしたカードから紹介しましょう。今回お見せするのは『ファイナルファンタジーXII』に登場するヴィエラ族の姉妹、【14-053R】ミュリンと【14-054R】ヨーテです。『FFTCG』ではどちらも初登場となります。この2人は主人公パーティーのメンバーあるフランの姉妹で、ミュリンはフランの妹、ヨーテが姉になります。作中ではヴァンたちはヴィエラ族の里であるエルトの里で彼女たちと出会います。2人ともストーリー上で重要な役割を果たしますが、このあたりは実際にプレイして確認してみてください。

『FFTCG』ではどちらもフランを含めた三姉妹で関係性のあるアビリティを備えています。まず、【14-053R】ミュリンですがこちらは【カード名(フラン)】と【カード名(ヨーテ)】をアクティブにすることができます。フランにもヨーテにもバックアップのカードがありますので、それらをコントロールしていれば実質0コストでミュリンをフィールドに出すことができます。また、アクションアビリティでコスト5以上の大型フォワードをブレイクすることができるので土壇場でも活躍してくれそうです。

そして【14-054R】ヨーテはフィールドに出たときに【カード名(フラン)】か【カード名(ミュリン)】をサーチして手札に加えることができます。バックアップの【14-053R】ミュリンをサーチできるのは非常に便利ですし、もちろんフォワードのフランをサーチしても問題ありません。EXバーストがついているのもうれしいですね。三姉妹セットでデッキに投入されるのではないでしょうか。

【イラスト担当:伊藤龍馬】
『FFXII』の中で、ぼくがデザイン担当したキャラのヨーテとミュリンはお気に入りのキャラです。このキャラたちの『FFTCG』での発注がかかる少し前に『ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ』のインスタグラムでリマスターの紹介のイラストを担当していて、そのイラストのモチーフがこの三姉妹でした。『FFXIIザ ゾディアック エイジ』のプロデューサーから評判が良かったと聞いたところだったので、また描けるのが嬉しかったのを覚えてます。発注してくれるタロウさん(景山プロデューサー)があのイラストを見てくれたのかなぁと考えてました。
イラストのテイストは『FFTCG』の担当さんからエッジのかなり効いたオーダーがきました。『FFTCG』の大会のイラストを描かせてもらったときの絵のように、白黒主体で差し色に目だけ入れて描いてみませんかというコトでした。色情報が極端に少ないのでバランスがむつかしく、またそれまでと違いリモートでのやりとりになったコトもあって、担当さんとはこれまでいろいろと仕事させてもらってきましたが、一番リテイクが多く時間がかかったイラストたちになりました。枕が涙で塗れる毎日。それだけに思い入れも深くなったイラストたちです。皆さんのデッキで活躍してくれるコトを願ってやみません。

【14-002R】イフリータ/【14-029R】シーヴァ

泉沢康久さんには『ワールド オブ ファイナルファンタジー (以下、WOFF) 』に登場する2体の召喚獣を描いていただきました。いろいろな召喚獣が登場する『WOFF』からこの2体をお願いしたのは、イフリートやシヴァのように『FFTCG』でよく見る有名な召喚獣ではなく、アクセントの効いた個性的な召喚獣をカード化したかったからです。どちらのカードもその狙いどおり、非常に個性的かつ魅力的なビジュアルでカードになっています。前述のように『WOFF』にはいろいろな召喚獣がありますので機会があればぜひほかの召喚獣もお願いしたいと考えています。

さて、それでは続いてその2体の召喚獣がどのようなデザインでカード化されているのか見ていきましょう。まず【14-002R】イフリータですが、こちらは火属性が得意とするダメージ系の召喚獣になっています。しかしこのカードにはそれに加えて今まであまり見たことがない効果が付いています。なんとデッキから【カード名(イフリータ)】のカードをサーチすることができるのです。カード名なので【9-002H】イフリータも持ってくることができます。さらにEXバーストで使用できればダメージを与えつつ手札が増えるのです。非常に使い勝手のいい召喚獣ではないでしょうか。

もう1枚の【14-029R】シーヴァは氷属性の召喚獣らしく手札を捨てさせる効果ですが、そのプロセスが氷属性としては珍しいタイプのものです。フォワード1体を選びそれのパワーを+3000し、「自身がダメージを与えた対戦相手のコントロールするフォワード1体がそのターン中にフィールドからブレイクゾーンに置かれるたび、対戦相手は手札を1枚捨てる。」というアビリティを与えます。ちょっとトリッキーですがわかりやすいところでは、自身のフォワードがブロックされたときに使用してブロックしているフォワードを倒す、というのが一般的でしょうか。あるいは【13-028L】ファイサリスのようにダメージを与えるアビリティを持っているフォワードに使用するのもよさそうです。また、単純にパワーを+3000する効果でダメージ系の除去からフォワードを守ることもできます。

【イラスト担当:泉沢康久】
イフリータはゲーム内ではいつも怒ってる顔なので笑顔にしてみました。
シーヴァはFFシリーズでは意外に居なかった特撮ヒーローっぽい感じでデザインしました。
カードは必殺技ポーズのイメージです。
お気に入りキャラなのでまたゲームで活躍できる日が来て欲しいです。

今回は全部で4枚のカードを紹介しましたがいかがだったでしょうか。『Opus XIV ~クリスタルの深淵~』は8月6日(金)発売です。よろしくお願いします!

「Opus XIV ~クリスタルの深淵(Crystal Abyss)~」の詳細はこちらから!

FFTCGとは?

ファイナルファンタジーシリーズに登場するキャラクターや召喚獣を駆使して、1対1で対戦するカードゲーム。お馴染みのキャラクターのカードを集めるコレクションとしての要素だけでなく、ルールはシンプルながら奥の深いゲーム性による、カードゲームとしての面白さが最大の魅力。
公式イラストレーターによる描き下ろしイラストも大好評!

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